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再婚したけど、養育費はほしい

の浮気とDVが原因で離婚したA子さん。

不貞な夫から僅かな慰謝料をもらい、毎月5万円の養育費を約束させ、子どもを連れて実家へ戻った。
以来、3年が過ぎ、母子の生活も落ち着いてきたところにA子さんの再婚話が出た。

お相手はパート先のドラッグストアで知り合った契約社員の男性Bさん。来年、正社員になる予定で、それを待って結婚の予定となっている。

幸いに小学校1年生の明菜ちゃんもBさんに懐き、Bさんも明菜ちゃんをとても可愛がっていて、もう本当の父娘のように仲良しだという。

今度こそは幸せな家庭を…と思っているA子さんだが、ひとつだけ心配があるという。
「私が再婚したら元夫から養育費は受け取れなくなるのかしら?!」ということだ。

法的には3つのケースがある。
まず、再婚後もBさんが明菜ちゃんと養子縁組をしないケース。これは父子関係がないため、これまでどおり元夫から約束した毎月5万円の養育費をもらうことができる。

次に、Bさんが明菜ちゃんと養子縁組をしたけーす。これは、Bさんに明菜ちゃんの扶養義務が生まれる一方で、元夫も養育費の支払い義務が継続する。ただし、元夫は養育費の減免を要求できる。

最後に、Bさんが明菜ちゃんと特別養子縁組をしたケース。この場合は、元夫と明菜ちゃんの親子関係が完全に切れることになるため、実父である元夫には養育費の支払い義務はなくなる。

A子さんが再婚し、新しい家庭を築いて行くのなら、Bさんと明菜ちゃんが本当の家族になるためにも特別養子縁組をして、Bさんに本当の父親になってもらうことがベストだと思います。

詳しくは「養育費を払わない元夫」を参考にしてください。

離婚して一人で生きて行きたい

ひょんなことから知り合いになった女性から、けっこうシビアな相談を受けました。
彼女は、結婚5年目の専業主婦。3歳になる男の子の母親でもあります。そんな彼女なんですが、ご主人や子どもと別れて独り身になりたいと願っています。つまり、離婚して子供はご主人に引き取ってほしいということなんですね。

理由を聞いても納得できる答えは返ってきません。
「子供は主人になついているし、育児に自信のない私よりも、主人には子供好きな女性と再婚してらって子供を育ててもらうのが、あの子にとっても幸せだと思うんです」と一方的にまくし立てました。

「もしかして、あなたは他に好きな男性がいて、夫と子供を捨ててその人といっしょになりたいんですか?」

「いえ、そんな男性はいません。離婚したら、二度と結婚も出産もするつもりありません」と言いました。

夫婦関係や家庭、子供に対しての価値観は個々人によって異なりますが、彼女の話を聞いていて、どうも彼女には何か家族への価値観とか、子供への想いが少し欠けていると思わざるをえませんでした。女優の山口智子さんは、唐沢寿明さんと結婚して、子供を産まない選択をした女性です。それはそれで彼女の価値観から選択したものですから話を聞いても納得できました。

しかし、彼女は産む選択をして、実際に男の子がいるわけです。離婚する、しないは彼女と夫の問題ですし、私が口を挟むべき問題ではありません。でも、3歳の男の子のことを心から考えてあげてほしいと思ってしまいました。