お好み焼きの仲違い

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ポン助とサリーは、友だち以上恋人未満のような微妙な関係。顔を合わせればケンカするし、しばらく会わなければお互いに相手のことが気になってしまう…。

そんなポン助とサリーが広島への旅に出かけました。朝9時の新幹線に乗り込んだ二人は、さっそくケンカを始めました。

「サリーちゃん、わしビール飲むけど、飲んだら眠くなるから広島へ着く前に起こしてな」

「朝っぱらからビール?久しぶりの旅行なのに、これじゃ私の一人旅じゃん!」

と酒好きなポン助の態度におかんむりのサリー。それでも広島到着前にポン助を叩き起こしたサリー。せめてお昼は、広島名物のお好み焼きでも食べたいと思っていたのですが…。

「ポン助、お昼は広島のお好み焼きを食べようよ!町中のおばちゃんがやっている小さなお店がおいしいらしいよ」

「アホッ!広島は、つけ面がうまいらしいど!お好み焼きは夜に飲みに行った後のシメでええやんか」

「あたしは、お昼に名もないおばちゃんのお店でお好み焼きを食べたい!」

「勝手にせい!」

・・・ということで、ここでもケンカをしてしまったポン助とサリー。このままケンカ別れして、別々のランチを食べるのかなと思っていたら、めずらしくポン助が折れました。

「わかったよぉ、サリー。お昼は、お好み焼きにしよ!わしは、うどん入りがええからな。サリーはそば入りがええやろうけど、わしはお好み焼きのうどんだけは譲らんぞ!」

「ばっかじゃないの、ポン助!あたしは、そこまで干渉しません。そんなことより、少しはカップルらしくしようよぉ」

「・・・・」

とケンカと仲直りを繰り返すポン助とサリーでした。

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